軽米町職員コンプライアンス等行動指針について

更新日:平成26年 9月 1日

 平成25年度において発生した固定資産の未評価・未課税の問題は、町政全般にわたり、町民からの信頼を大きく損なう結果となりました。
 このことを受け、第三者による軽米町職員不祥事再発防止対策検討会議を設置し、組織及び制度的な面、管理運営面、職員個々の面、情報管理面、行政手続き等の面などを中心として、問題の検証を行いました。
この検討結果を基に、失われた信頼を一日でも早く回復するため、職員自らが意識を改革し、組織としての取り組みを強化するなど、全庁をあげて不祥事再発防止に取り組むことが必要です。
 このため、職員のコンプライアンス等の再認識と、倫理意識や不祥事を未然に防止するという意識を向上させるとともに、組織としての問題点を検証・確認するなどの再発防止対策の徹底を図り、町民から信頼される町役場、職員となるための取り組みを推進するため、軽米町職員コンプライアンス等行動指針を策定したものです。主な概要は次のとおりです。

1 指針策定の趣旨

 平成25年度において発覚した職員の不適切な事務処理により、町民から町政、役場全体に対する信頼を低下させる事態が発生しました。
 町政運営を着実に進め、発展させていくためには、職員に対する町民からの信頼が不可欠であることは言うまでもありません。
 不祥事の発生は、町民からの信頼を失い、町政運営全般に支障が生ずることをすべての職員が認識し、特定の個人の資質を問題とするのではなく、組織としてコンプライアンスの取り組みを進めていく必要があります。
 この指針は、すべての職員が共通の認識を持ってコンプライアンスを徹底することによって、役場が町民から信頼される組織となることを目指し、職員が常に意識すべき行動指針として定めるものです。

2 コンプライアンスとは

 コンプライアンスとは、一般的には「法令遵守」と解されています。近年は、「法令等遵守」と広義的な解釈が定着してきています。この違いは、前者は法令、条例、規則等を遵守するというものであり、後者はそれらに加えて社会規範やマナー、組織倫理等についてもきちんと守ることを指しております。
 当然のことながら、私たち職員も公務員である前に国民の一人として、法令や条例などはもちろんのこと社会規範等についても遵守することが求められます。
 その上で、職員は、法令等を正確に理解し、公平・公正で的確な業務を遂行する責務があります。

3 コンプライアンス等行動指針

 コンプライアンスを徹底するうえで、職員一人ひとりが行動する際に常に意識しなければならない5つの項目を行動指針として掲げます。
 また、職務の遂行にあたっては、常に町民全体の奉仕者であることを強く自覚し、意欲を持って職務に取り組むため、職員行動の基準として「軽米町職員憲章 私たちの5つの信条」を定め、職場やOA機器等に掲示及び掲載するなどにより、いつでもだれもが意識できるようにします。

軽米町職員憲章 私たちの5つの信条  
 私たち職員は、町民全体の奉仕者として、使命と責任を常に心に刻み、誠意ある対応と協働のまちづくりをめざし、町民の期待と信頼に応えるため、職員行動の基準として「軽米町職員憲章 私たちの5つの信条」をここに定めます。
一、町民本位
 私たちは、町民の視点に立ち、福祉の向上を目指します。
一、協働参画
 私たちは、町民と共に考え、共に行動し誇れるまちづくりを進めます。
一、法令遵守
 私たちは、規律を守り、公正・公平に職務を遂行します。
一、自己啓発
 私たちは、常に情熱を持ち、自己を磨き、課題に積極的に挑戦します。
一、明朗快活
 私たちは、明るく活き活きとした職場を目指します。

 職員一丸となって、次の内容に取り組みます。
○法令を遵守した適正な事務執行
○服務義務・公務員倫理の徹底 
○情報管理の徹底
○交通法規の遵守
○信頼される町民対応

お問い合わせ

 担当:軽米町役場・総務課 (庁舎2階)
 住所:軽米町大字軽米10-85
 電話:0195-46-2111
 FAX:0195-46-2335
 メール:soumu@town.karumai.iwate.jp

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総務課
〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町大字軽米10-85
TEL 0195-46-4738
メールでのお問い合わせ soumu@town.karumai.iwate.jp
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町の人口・世帯数
総人口:8,083(男:3,969・女:4,114)
世帯数:3,686
令和6年2月29日現在 町民生活課調べ